ほぼJKセラピストの是非

☆はじめに

ここ最近は10代にしてメンズエステで働き始める女の子をちらほら見かけます。メンエスに足を踏み入れ始めた10年ほど前、10代を称するセラピストはほぼ存在していませんでした。もちろん世間の常識からして「現役さん」というわけにはいかないので卒業後からになるのですが、新生活が落ち着いた6~7月あたりにこの世界に足を踏み入れた18~19歳は、ちょっと前までJKだったという言い方もできるわけなのです。

そこに何かロマンがあるかも知れない。ということで若い子好きな男性は現在の朝ドラじゃないですが「半分、女子高生」を狙ってこの時期の18歳とか19歳の新人を目当てに突入します。さすがに夏休みを経て半年以上が経過してしまうと「らしさ」みたいなものは消えてしまうのでしょうが、早いうちなら誤差の範囲内。年中いつでも味わえるというよりは、この時期ならではの風物詩みたいなものと考えているのかも。

経験の1つとして10代表記セラピストに入ったことはあります。もちろん年齢詐称の可能性もかなりありえるのですが、10代については若さを売りにするという意味で実年齢であることが多い印象です。むしろお店によっては若過ぎるということで20歳などに逆サバ読みすることもあります。しかしそんな10代セラピスト、メンズエステとしてはどうなんでしょう。感想を述べるなら「金額の割に合わない」印象なのかなぁ。

☆金額に見合わない理由

指圧やオイルマッサージ自体の腕前が圧倒的に不足。よほどの才能でもなければ、マッサージがうまくなるためには経験と時間が必要。仮に18歳で一般のマッサージやエステの仕事を始めたとして、一定の技術習得に最低3年はかかるのではないか。ただ現実としてメンエスではマッサージ技術は求められず、うつ伏せでもドキドキ感が重視ではありますが… 大半の時間を占める、うつ伏せタイムが退屈になりやすいのです。

そして興奮させる技術にも乏しい。性体験豊富(とりわけ攻める側として)であれば違うかも知れませんが、一般的に10代で性的巧者(手コキやフェラなども含めて)ということはない。もしそうならなかななかに歪んだ性生活を送っている。あえてそのぎこちなさに興奮する男性もいるのでしょうが、金額に見合った安定感みたいなものは求められる。仰向けやディープリンパにも期待できず、見せ場がなくなってくる。

☆どうやって楽しむのか?

ここ数年ただでさえ高騰している料金に見合わないものになるので、JKもどきのセラピストに入る場合は施術内容にあまり期待しない方が無難かと。例えば肌着同然の若々しい肉体が見られるとか、その年代の女の子に身体を触ってもらうとかに価値を求めないと満足できない。それで欲望が満たされるならまだいいですが、そうなることはないのでお触りなどを駆使して満足する作戦にシフトする客が大半だと思われる。

10代の頃に10代の彼女がいて、それなりに性体験がある方なら既にご存じのことかと思います。ただメンエスに通う男性は、どちらかというとそういう経験に乏しい方が多めかと。10代の肌は柔らかさよりも張りがあってピチピチしています。もう少し年齢を重ねると、何というかフニャっとした柔らかさが上回っていわゆる「大人の女性」に変貌します。メンズエステ的にはそっちの方が気持ち良くていいんですけどね。

☆まとめ

確かに10代は若いですが丸みや柔らかさは物足りない。個人差はあれどそこまで寛容さがあるわけでもなく、さらに盛り上がるということもない。それでも一定の需要と人気を誇っている理由は、やはり背徳感と紫の上的な要素があるからなのでしょう。何も知らない無垢な少女を自分好みに仕立て上げたい幻想。日本男性の根底に流れる欲望の源流、1000年前に既に見極めていた紫式部はつくづくすごいなと思いますね。

そういえば10代セラピストの在籍を謳ったお店(現在は閉店)がありましたね。それはともかく、今後は4月や5月から勤務し始めるケースも出てくるかも?

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