サイトの目的

人間だけがいわゆる『性癖』というものを持っています。覗きが好きなシカ、下着ドロボウのゴリラというのは存在しません。生殖に直結する性欲以外のあらゆるものが『性癖』です。人間に限っては、生殖行為(SEX)自体が他の動物と比較すると以上に長い時間を掛けて行われるものであり、人間にとってこの行為が単純な生殖行為以外の目的を持っているのだろうと考察される所以となっています。

大方、この性癖というのは多かれ少なかれ誰の中にも存在して、ほとんど公になることはなくひっそりと抱かれているものです。これが恋人やその他パートナーの間で、またはメディアを用いることで適切に処理されている間は何ら問題ないのですが、これが抑えきれずに現実世界で暴発してしまい、しかもそれが社会的には受け入れられないものであるケースで本当に多くの悲劇を生んでいます。

特に、社会的なステータスが高く、満たそうと思えば他に色々な手段がありそうな優秀な人達がこの手の性癖に浸食されて社会的に抹殺されてしまうというケースが後を絶ちません。

この一週間(2015年3月22日前後)のニュースを拾い上げるだけでも、この通りです。

【国交省職員のケース】

case1

【僧侶のケース】

case2

【警察官のケース】

case3

おそらく彼らは、このおかしな性癖を持っていたということ以外については極めて真っ当に社会的な生活を営んでいたのだと思われます。でなければ得られない社会的なステータスを皆持っています。何故このようなことになるのか?

実のところ、心理学の先端的な分野では、ある物事について

「やれ」ということ

「やるな」ということ

この2つが脳に情報として入ってきたときに脳内で起きる反応は全く同じだと言われています。例として正しいかは分かりませんが、「若者とタバコ」の問題もそうかと思われます。タバコは体に良くないことは事実で、だからこそ大人はそれを慮って若者達にタバコを控えるよう言うわけですが、彼らにお仕着せられる規範への反抗、それも極めて手軽で別に即座に死につながる訳でもない「タバコ」というものは、その手段として非常に若者にとって便利なのです。こんな訳で、未成年の喫煙はなかなか無くなりません。

「不倫は文化」といった人がいましたが、こと性欲の分野は道徳的な規範を破るスレスレのところに妙な快楽を見いだしてしまうということは間違いなくあると思います。これと同様に、盗撮やらの社会的規範から外れる行為は、スマホなどの普及によって行為自体が非常に簡単になってきたこととも相まって、制御しづらくなってきているのかもしれません。

こういった行為に走ってしまう人は、上記のような社会的ステータスの高い人達が何故か多い。(実際には氷山の一角で、沢山起きているこの手の事件でも「何故あの人が」というニュースだけが報道されているというバイアスは勿論あると思われます。)常日頃、まずそういった行為とは相容れない、むしろ諫める側の人達です。そのように思われて、その期待に応えるべく彼らは生きているのだと思います。しかし上述の通り「やるな」といわれることは脳にとって「やれ」と言われている事と大差ないということが分かっています。

彼らは職責として持っている道徳観念がBGMのように頭の中に鳴り響いているのでしょう。それが逆効果になっているのかもしれません。彼らのような誰もが認める能力を持っている人達が、このような犯罪行為で人生を棒に振ってしまうということは社会的な損失以外の何物でもないと思います。

彼らの行為を咎めて、罰することは簡単です。しかしより根本的には、彼らのように人生を台無しにしてしまう人達を、その行為の前で止めることができる仕組みを作るということが必要だと考えます。

このサイトで行うことは、結構壮大な実験です。ただのエロサイトではありません。実験にはリアルな3DCGを使うことで、現実世界の人様には一切迷惑を掛けないということを大原則として運営していきます。自分の作るリアルな3DCGによって人々の盗撮の性癖を映像化することで、行き場のない歪んだ性欲の捌け口を作ります。

よろしくお願い致します。

ページ上部へ戻る