男子バスケ選手の買春で思うこと

多くのメディアが報じているのでご存じの方も多いでしょうが、現在インドネシアのジャカルタで行われているアジア大会にて男子バスケットボール日本代表の4選手が繁華街で買春したのがバレたそうです。現在4選手は代表認定を取り消され帰国処分となりました。買春という行為そのものもさることながら、代表公式ウェアを着ていたことが問題になった模様。

これについては様々なことが言われていますが、スポーツ選手に限らずこういう遠征や出張とかで遠出すると、試合や仕事の他にエロ目的で楽しむことを考えたくなるのは男の性なのでしょう。特にアスリートのセックスはその身体能力の高さもあって相当に激しいらしく、1試合終えた後の興奮や高揚感が性的な方向に進んでしまうのは仕方ないような気もします。

なのでオリンピックの選手村で無料のコンドーム配布がされていることはもはや周知の事実で、増幅する性欲に対しそれは仕方ないことだからせめて衛生面や避妊だけでもと割り切って考えているんですね。こういうことに対して「するな」という方向で抑制するのではなく、積極的に推奨はしないがそうなっちゃうなら対処だけ考えとこうというのは極めて合理的。

こういう発想を日本では持つのが難しいような気がするし、そもそも英語をあまり話せないので魅力的な海外の女子アスリートをみつけても口説くことができません。なのでどうしてもこういうアンダーグラウンドなセックスに走ってしまうわけです。オープンなセックスが必ずしもいいことだとは思っていませんが、こういう所でも国際化が遅れているんでしょう。

日本人が出張や旅行先の東南アジア諸国で女(場合によっては少女など)を買うといった行為は、ずいぶんと前から行われてきておりもはや古典的とまで言われています。その行為は当然批判されるべきでしょうが、今回の4人はそれぞれ190cmくらいかそれ以上の大きさでありどう考えても目立ち過ぎる。せめてもうちょっと知恵を回してうまくやれなかったのかな…

スポーツ選手の一般的なイメージは、残念ながら教養のない野蛮な人たちという感じです。実際にスポーツ特待とかで高校や大学に通っていると、授業中は寝ていても可なんてことが公然と行われていると聞きます。そもそも勉強が大嫌いで勉強よりも身体を動かしていたいという種類の人たちなので仕方ないのですが、だから尊敬される対象になり得ないのではないか。

大学バスケが自分の住む田舎街にやってくる、ということで当時バスケ少年だった私はワクワクしながら試合を観に行きました。試合はどれも素晴らしかったのですが、ある光景をたまたま目撃してしまいバスケに対する興味が急激に失われていきました。それは会場外でウォーミングアップをしていた、日本代表にも名を連ねた大型選手が後輩を小突いていたのです。

たぶんそれはスポーツの世界においては金本の新井に対するキックと同じで、コミュニケーションの一環なのでしょう。ただ当時小学生だった私からするとショッキングであり完全にこれは「いじめ」だなと思いました。その大型選手の名前は今でも忘れることはありません。実際は大型選手というよりただ大きいだけの選手で技術は乏しく憧れることはなかったのですが。

周囲の少年たちは、そのアップが終わったタイミングで選手にサインをねだったりしていました。でも私は自身の目前にたくさんの選手がいてもサインをもらいたいなどという気持ちは全く起こりませんでした。それ以後は大学バスケが来ると聞いても観たいとも思わず、次第にバスケからは離れていきました。あの光景が原因の1つであることは間違いないでしょう。

あ、それこそ危険タックルやパワハラコーチで話題になっている「日大」の選手だったような気が(笑)

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