容姿や容貌の差で人生に差があって欲しくないとは誰もが願うことではある。ただ現実的には幸福度に影響とまでいかないものの、損得レベルの話であれば間違いなく大きな差異が存在している。例えば幼稚園とか保育園の年代なら、小さい子であるという理由で世間から可愛い存在として認知されるものである。ただ当事者だった記憶を思い返すと、可愛い女の子とそうでない女の子という「区別」は既に存在していた。
ただそれは世間的な評価の固定までには至らず、その頃の外見に関する評価の差などはそれほど重要ではない。ただこれが小学生くらいになるとだいぶ容姿や容貌での差が大きくなる。可愛い女の子はちやほやされることで高度なコミュニケーション能力を身につけることになり、見た目だけでなく人間性の面においても確固たる力を持った「モテ女子」への道を歩み始める。ただしまだここで全てが決まるわけではない。
非常に興味深いのは、小学生くらいの時点で可愛いと言われた女の子が全てそのまま大人になっても美人になるとは限らない点である。中島朋子さんという女優さんがいるが、子役時代から『北の国から』シリーズで蛍ちゃんを演じていた。それはそれは可愛らしい女の子で、その後も大人になっていく蛍ちゃんをずっと演じ続けたわけだが… 一方で視聴者は徐々に「あれれ?」という感覚を抱くようになっていくのだ。
あれだけ可愛いのであれば、そのまま美しい大人の女性になっていくだろうなんて勝手に想像していた大人は多かった。やはり中学生くらいまで待たないといけないわけであり、小学生時代にモテたからといって油断してはいけないのである。さすがに中学生や高校生になっても可愛いと言われる女の子は、基本的なスペックはもうそんなに変わらない。その後に年を取るとか太るとか外見が変わるリスクはあるにしても。
でも田舎だと、美人に生まれると地元のヤンキーに目をつけられてデキ婚→離婚という不幸なルートを辿るらしいしなぁ。
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