昔の特撮の1シーンより

以前に特撮に関する記事を書きましたが、何かいい画像はないものかと検索していて見つけたのがこれ。何レンジャーの時なのかは詳しくないのでわかりませんが、映像の感じからして90年代後半あたりではないかと思われます。女性のメイクとかを研究している方だと、顔立ちでいつの流行の特徴なのかがわかるのでしょう。私はその手法で予想したのではなく、自分の既視感でただ何となくそう思っただけなんですけどね。

高校生くらいの頃に、あまりにかわいい女優さんだなという猛烈なインパクトのあったAVを、今になって観ても違和感しかないのは時代感覚のズレという要因が大きいような気がします。実はそれほどかわいくなかったということも場合によってはありうるわけなのですが、基本的な顔立ちというよりもメイクアップによってどう魅力的に見せるかという文化の違いとでも言いますか。

文化という言葉を使うと壮大な歴史の一部みたいで何だかおおげさな感じかも知れません。例えば平安時と現代の美人の基準がかけ離れていることは日本人なら誰もが知っていることでしょうが、平安時代における美の基準は、おそらく意図的に作られたものだではないだろうか? という気もするのです。

ああ言っておくことで、美人でない女性は自信を持つかも知れないし男たちも積極的に美人でない女性にアプローチするかも知れない。もちろんモテる上で役職や家柄が重要なファクターであることは間違いないでしょう。ただ中にはそんなにお金持ちじゃないけどイケメンというのもいたはずで、そういう存在は美人の目や耳に入れたくないのではないか。上流に位置する人間たちが、余計な競争相手を排除して安心して本来の美人との色恋を楽しむことができるための詭弁であった可能性。そういう美の基準かも知れない。

美には各個人が感じるものと、為政者などによって意図的に作られているものとがあり、それぞれが複雑に絡みあって形成され認識されるのだと思う。今となっては絶対に見ることのできない特撮パンチラ画像を見て、そんなことを考えていた。しかしこれは女子高生の公開盗撮行為だなぁ。

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