Twitter(現X)をやっている人なら誰でもわかるでしょうが、ああいった界隈には性癖をベースとしたいわゆる裏垢(裏アカウント)が大量に存在します。そもそも性癖自体があまり表立って話される類のものではないでしょうし、想像を超えるような性癖は一般社会には理解されがたい側面があります。一例を挙げるとすればくすぐられたい女子や痴漢されたい女子、はたまた首を絞められたい女子などが大量に存在する。
星の数ほど性癖は存在し、その大半が世間一般で公表することがためらわれる。彼女らが実在しているという前提で考えると、言いたいけど言えない性癖を「匿名性を有したまま」発散することができるという点で一部SNSの功績は大きいのかも知れません。ただそれは彼女らのごくわずかな一面を切り出しているものであって、当たり前ですがそれで100%生きているわけではない。ところがそうだと勘違いする輩もいる。
とりわけ女子高生を謳う裏垢には、大勢の大人(特に中年男性)からの熱い視線が注がれがちです。大人の女性ですら性癖をオープンにしたら変態だと思われがちなのに、まして未成年となれば妄想が止まらないという方もいる。ただ彼らがどれほど「いいね」しようが「フォロー」しようが、彼女たちから相手にされることは一切ないのです。性癖を語るアカウントほど実態は閉鎖的であり排他的ですらあるのが実情で。
前に何でしたっけか、親に裏垢がバレた女子高生が話題になりました。親にアカウントを乗っ取られて真面目な警告的投稿をされるハメになり、それに対して大量の「いいね」がついていました。この子の今後の人生を考えるとただただ同情しかないのですが、とりわけ未成年の場合はただ単に興味本位でとか承認欲求でそういう設定にしていることも珍しくない。注目されたいだけで交流したいというわけではなさそう。
それにそもそも実在しない可能性も大いに考えられます。会いたい系で会ってみたら美人局だったりとかサイバー警察だったりなんてこともあり得る。ああいったものに本気になっても仕方ないので関わるならあくまでエンターテイメント程度がちょうどいいのかも。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。