(注)今回は知人の就活時の思い出話です。
フカフカ過ぎて深く腰掛けたら2度と出てこられないかも知れないソファ。吸い込まれそうになるけれど、今回は客としてではなく選考で来ているので誘惑を押さえ浅く腰掛ける。同じ選考の組には女子大生もいてやはり同じように浅く座って緊張した面持ちで面接を受けていた。ふと見ると膝上丈くらいあったはずのスカートがずり上がり、けっこうフトモモが露出していることに気づいた。
あれってもしかして正面から見たらガッツリパンチラしてるんじゃないのかな… 選考中もずっとそのことが気になっていた。そうしているうちに選考が終わる。帰りの電車の中でさっき一緒に選考を受けていた女子大生の顔をみつける。セミナーや選考の帰りにナンパ目的で話しかける輩って昔はけっこうみたいだけど、草食系なんて言われている今はどうなんだろうか?
特にそこまでタイプということもなく、ナンパするつもりもなかったので彼は声をかけたりはしなかった。やや遠巻きに彼女を見ていたら、途中で友達らしき女性と出くわすのが見えた。どうやら2人とも素では声が大きいタイプらしく、話している内容がほとんど聞こえてきた。そういえば面接のときも一際声が通る女の子だったな… という印象を持ったことを思い出した。
最初は今日の選考についてとか他社の受験状況を話していたのだが、途中からさっきの選考で出現したソファの話になった。
「今日の選考、椅子じゃなくてソファだったんだよね」
「へー珍しいね」
「もちろん選考だから浅く座ってたんだけどさ」
「うんうん」
「パンツ見えちゃったかも知れない」
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