メンズエステは期待管理のビジネス

メンズエステに通っていて、どれほど最高のセラピスト(=お気に入り)に巡り合ったとしてもいつかは終焉が来るものです。それには大きく分けると3つの原因があって、すなわちそれは「①女の子②お店③客自身」です。実際にはそれらが独立した原因というよりは、複合的なものとして関わってくると考えた方がいいのかも知れませんが。今回はそれぞれについて見解をまとめておこうかと思い、記事にしてみました。

①女の子

この場合は「店を辞める(店を移るも含めて)」が大半の理由でしょう。本人がお店を辞めていなくてもNG扱いされていて「いるのに会えない」ということもあります。店を移る話をされていない、移る話をされたけど連絡先交換を断られたのもNGの一種です。まあ確かにお気に入りというのは得てして一方的なものであることが多く、相手からどう思われているかについてはむしろ別問題でもある。他のセラピストを探そう。

②お店

閉店してしまい女の子との接触機会がなくなり、音信不通になるというのが最もわかりやすい。LINEに限らず、最近はセラピストが個人X(旧Twitter)をやっています。DM開放してればフォローして連絡取れたりはする。ただしアカウントは店管理している場合もあり、一見女の子個人とやり取りしているようで実は相手はお店の黒服さんということも。そして当然ですがお店がなくなれば店管理のアカウントも消滅しがち。

③客自身(私生活の変化)

長期入院で行けなくなる、転勤等で通うのが困難ががよくある。今だと新型コロナもそうで様々なリスクを考えて自粛する賢明な方々も。そういったものを除くと、あとはお金が関わることがほとんどではないか。私生活上の理由でお金が必要になった… なら仕方ないにしても、大半はギャンブル浪費による資金不足。メンエス好きはギャンブル好きで「当ててメンズエステ」と臨戦し撃沈。まあ負けても別腹でも多いが。

③客自身(感情の変化)

お気に入りが見つからず飽きることも珍しくないが、いる前提として考えれば「予約が取れない」と気持ちが冷め始めるのかと。仕方ないので同店または他店で別のセラピストに入り新たにお気に入りを発掘… というのはよくある話だし、逆にそこでハズレを引き気持ちが萎えてメンエス自体に足が遠のくのもよくある話。指名客が突然来なくなるのは施術(≒セラピスト)の問題だけとは限らない。気持ちは常に変わるもの。

③客自身(やらかした)

色々な意味で「いい思いができた」からです。客的には幸運な出来事なので再訪要素になります。その一方でセラピスト側はまた来てくれるならOKと考えることもあれば本当に嫌だと萎えることも。出禁扱いとはリピーターを増やしたい感情よりも来て欲しくない気持ちが上回るわけで、それだけ深刻なことではある。出禁については別の機会に触れるとして、いずれにしても客は「お気に入り」には会えなくなるわけで。

一方で一定の目的を達成してしまうと安パイ扱いになり、積極的なリピートの候補から外れることも。出勤しているのを見つけてガンガン予約を取るのではなく、候補が決まらなくて困った時の選択肢という最後の砦のような扱いになるのは経験上あるあるな気が。そう考えるとメンズエステは他の女子ワークと同様に「期待管理ビジネス」であると言えます。期待管理という言葉についてこのあと詳しく触れましょうか。

期待管理とは?

期待管理とはあまり耳慣れない言葉かも知れません。客側のエロい妄想を読み取って出し引きを調整していくビジネス手法のこと。昔から「駆け引き」という言葉がありましたが、基本的にはそれと全く同じ。不慣れな新人さんやリピーターが増えない女の子は、期待管理コントロールが大きな原因になっているのではないか。もちろん選ぶお店や勤務時間帯、寛容さや容姿といった要素もありますが… それは度外視します。

客が何を望んでいるか察知し、自分ができることとできないことの範囲と見比べた上で「何回計画でいくらまで」お金を巻き上げていくか決める。メンズエステの世界で一定以上の成果をあげて活躍してる女の子はこの手腕が見事で、客は気づかないうちに術中にハマっているだけ。一方この手の仕事に不慣れな新人さんだとその辺がよくわからず、いいリピート候補ををみすみす逃したり不知をつけこまれて色々やってしまう。

初回訪問で今後の期待が何も感じられない、あるいは早期に寛容過ぎて相手のニーズを満たしきってしまう。かなり極端な例だが最もわかりやすい「リピートしないパターン」ではないか。前者は真面目過ぎるのか「メンエスは風俗でない」という面ばかり強調し、後者は求められると断れない性格なのか淫乱なのか承認欲求なのか。それまでの恋愛経験、性体験の差なども関係あるかも。ネタは小出しにするのが鉄板かと。

最後に

セラピスト側からすれば、1番ありがたいのは繰り返し来てくれるけど一線を越えようとしない男性。あわよくばお店の女の子と付き合いたいとか店外でセックスしたいとか思っている男性は、リピーターにしやすいけれどいずれ面倒になる可能性が高い。どこかで強制終了する必要があるわけで、それまで当たり前のようにしてくれたことがある日突然すっかりなくなるは、夢のような時間が終わったことを意味するのです。

ただまあ男性がメンズエステに行く理由は色々あれど、根底にあるのは認められたいとか褒められたいとか男として求められたいとか。そういうのってけっこう大きいと思うんだよなぁ。

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