持続性性喚起症候群

エロ情報でいいのかはともかく、こんな病気があるみたいですね。詳細は検索すれば出てくるのでここでは説明しませんが、存在が知られるようになったのは2000年代に入ってからだそうです。おそらく以前からそれと思われる症状の方はいたけど、認識されてなかったがゆえにただの変態とみなされていたんじゃないでしょうか。内容が内容なだけに。

この症状の驚くべき点は、単に感度がいいとかそういうことではなく、日常生活の何気ない行動が契機となって発作のように出ることです。そして絶頂する回数や頻度がハンパないため、日常生活にも大いに支障が出て社会生活が困難になると聞きます。女性に多いようですが男性の症例もあるようで、毎回射精を伴うとなればそれは大変でしょう。

それ以外に関しては何ら不具合がないため、なかなか理解されないことも問題となっているようです。どうしても性的な事というのはパブリックな場においては発すべきでないことがほとんどで、仮にそういう妄想があったとしても自制するようにプログラムされているわけです。それができないとなるとけっこう大変だろうなぁと思います。

この症状、別名を「イクイク病」と言うらしいですが、このネーミングもよろしくないと思います。かつての公害で「イタイイタイ病」というのがありましたが、あれと同じ臭いを感じます。ああいう名前をつけてしまうことで、中身の深刻さが全く伝わってこないんですよね。なので今回はあえてこの固いタイトルの方にしてみました。

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