チアのコスチュームがそんなに人の興味を引き付けた理由として、それは紛れもなくスカートの短さであることは既に証明済です。今でこそ女子高生のスカートが短いことは当たり前のことになりつつありますが、それこそ女子高生のスカートが今よりも長かった90年代の半ばより前の時代においても、チアリーダーの衣装は今とは変わらないミニでした。
つまり、スカートの短い若い女の子を堂々と眺めることのできる貴重な機会がチアだったんだと思います。その辺の描写はあだち充の『タッチ』なんかを読むとよくわかります。あれは80年代の世相を反映していますが、女子高生のスカートの長さ、スリップと呼ばれる今でいうキャミソールの役割を果たしていた肌着の存在などを確認することができます。
あの時代にも私服のミニスカートはあったにせよ、女子高生の制服スカートが現在のようなスタイルになるとは誰が予想できたでしょうか? いくつかの細かい点は別にすると、チアのスカートはフレアタイプのミニが多くJKたちの制服とよく似ているように思います。あれって時代を先取りしていたのかなって今考えると非常に興味深いですよね。
じゃあミニスカートが当たり前となった今の時代、チアの価値が相対的に低下しているかといえばそうでもない。この辺はさすがですね。
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