つい最近、メンズエステの船橋Lapin(ラパン)について3度に渡って記事にしました。記事にした後で気づいたのが、これまで「キャバクラエステ」という言葉の定義について触れていなかったこと。キャバクラエステという言葉はもちろん造語で、現在巷で使われている言葉ではありません。実はキャバクラエステという言葉には、厳密には2つ意味があるのをご存じでしょうか?
1つ目は以前記事にした、現役あるいは元キャバクラ経験者のセラピストによるメンズエステあるいは施術のこと。詳しいことはそちらの記事を読んでもらえればわかりますが、簡単に言うとエロ行為はあまりやってくれない。つまりメンズエステ的にはハズレと見なされる女の子が多い傾向にある。元キャバ→メンズエステという流れは普通で「エステ歩けばキャバに当たる」かと。
現在メンズエステ経営者のほとんどが、グループで風俗やキャバクラを手がけていると言われています。元を辿るとメンズエステ単独でやっているなんてことはまずありえない。風俗が下火になってきたので、リスク分散やリストラクチャリングの一環としてメンズエステを始める。キャバでいまいち稼げていない女の子に活躍の場を提供するために、グループ内のメンズエステ部門へ。
小規模なお店ならまだしも、ある程度に広告を出し手広くやっている派手なお店ほど純粋なメンズエステ嬢は少ない。自分のチンコを触っているセラピストは実は風俗嬢でした、なんてことは珍しくないのです。まだ男の人も知らないような純粋無垢な女の子に、そんなことをしてもらえたら最高だ… みたいな実につまらない妄想を抱くのはすぐやめましょう。現実はそんなもんです。
今回記事にしたいのは、2つ目にあたるグループ内のキャバクラ嬢を転身させているメンズエステ店のことです。在籍セラピストがやたらとキャバ嬢っぽい子ばかりというお店の存在に気づいている方もいることでしょう。そういうのは得てしてグループ内での転籍です。外部採用する手間が省けるのもそうですが、キャバクラで採用されている時点でそれなりの容姿・容貌が保証済み。
メンズエステに通う客には、いかにも素人っぽい女の子と遊びたいという人もいる一方でキャバ嬢っぽい女の子にも根強い需要があります。なのでキャバクラエステというのは、うまいことやるとけっこうヒットすると思っています。いかにもそれっぽいメイクや露出の多い服装、そして男の人を喜ばせるような仕草やボディタッチ。さらには性的興奮の提供まであったら言う事ないぜ。
実際にキャバクラで、性的興奮をふんだんに駆使する必要があるかはとりあえず置いときます。でも寝られない女とわかったら男はお店に来なくなる、って確か島耕作で言ってたような… 場数を踏むにはメンズエステはうってつけのライトさではないか。そして先に挙げた性的興奮以外の要素は、キャバクラにおいては最低限必須かと。それでキャバがダメだったらメンズエステに定着。
キャバクラ経営が不振で、ということもあるかも知れません。ただもしかしたらむしろキャバクラで積極的に活用するため、その仕込みとしてメンズエステ勤務させているお店があってもおかしくない。 若い女の子の場合、色恋という要素が今ひとつだったりお客さんとそういう場面になると困ったりがあり得ます。そのための予行練習というか、修業の場としてメンズエステはありか。
そんなお店で彼女たちの本業を聞いてみると、実に様々な答えが返ってきます。その中で出てくる居酒屋やラーメン店。ランチ営業もあるけど時間帯としては夜中心なんですかねぇ。いやいやそんな子が働いてるわけねぇだろうに。そんなこと言ってる君たちの正体が、キャバ嬢であることはわかってるよ(笑) 正直に言えばいいのにな、といつも思います。あえて指摘はしないけど。
ちょっと見方を変えると、メンズエステも面白いですよね。
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