リベンジポルノについて考える

今世の中で問題となっていることの1つに「リベンジポルノ」があります。wikipediaによると「離婚した元配偶者や別れた元交際相手が、相手から拒否されたことの仕返しに、相手の裸の写真や動画など、相手が公開するつもりのない私的な性的画像を無断でネットの掲示板などに公開する行為のこと」ということだそうです。というか恋人とのエロ行為をけっこう安易に撮影するんですね。

同意なく撮影されている盗撮とは違って撮影行為そのものに違法性はないわけですが、盗撮と比べるとあとで公開された際に内容によってはより深刻なものになってしまう危険性があります。まあ盗撮とてお風呂での全裸とかをターゲットにするものもあるわけでそれなりにヤバいのですが、AVでもない限り普通の恋人同士の性行為なんてのはそうそうお目にかかれるものではないわけで。

まあ同意の上でというよりは半ば強制的に撮影されているんだと思いますが。好きな人の気持ちに応えたいという気持ちがあるにしても、安易に自分の裸体や性器が映って(写って)いる動画や画像を撮影させるのはマズいような気がします。というか女性側から撮りたいとせがむことなんてほとんどなくて、基本は男側の個人的な要望から始まってできたコンテンツがトラブルを生むわけです。

撮影を要望する男側の心理としては、単純に後で見返してオナニーしたいからの一言につきるわけです。男性は画像や動画があればオナニーできるわけで、中身がハメ撮り動画であれパンチラ画像であれオカズになればどっちでもいいわけです。ところがやっかいなのは意外と飽きるのが速く常に新しい刺激を求める傾向にあるということです。よって撮影されたオカズはあっさり捨てられることに。

いったん存在を忘れられたものが感情の変化によって憎悪を表現する手段に変わる。そしてネットの世界ではいったん出回ってしまうと消し去ることが難しい。どうしたもんですかねぇ。

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