新井浩文という俳優が逮捕されたというニュースが世間を賑わせています。新井浩文って誰? という人もいるでしょうが、ここ数年けっこうな頻度でドラマや映画やCMに出演していたので顔ならわかるかも。ジャンルとしてはやや強面の個性派俳優ということになるんでしょうか。知っていた俳優の逮捕と、その原因となったのがマッサージということもあり思わず記事にした次第です。
彼を知ったのは映画『ジョゼと虎と魚たち』でした。2003年の映画なのでもう15年以上前なんですね。施設育ちの血の気の多い自動車整備工という役柄で、当時からアウトローな雰囲気が印象に残る俳優さんでした。あの映画に出演していた俳優さんは、妻夫木聡のように一定の地位を得た者、江口のり子のようにジワジワと有名になった者、池脇千鶴のように聞かなくなってしまった者。
そして新井浩文は完全に成功した方だったと思うのですが、今回逮捕されることに。どうやら容疑は自宅に呼んだ派遣マッサージ師の女性に無理矢理性的行為をはたらいたということらしく、風俗やメンズエステではなくいわゆる真面目系の派遣マッサージでやらかしたようです。それなりの地位を確立した俳優さんであるので、普通にエロいことしてくれる女性は世に数多いただろうに。
ただそのように思うのは簡単で、やはり男性も40歳あたりになると若い頃と比べて女性にチヤホヤされる機会は圧倒的に減るもの。結婚して家族でもいればまた違ってくるのでしょうが、そうでなければ自分の存在意義は何なんだろうと悩む時期でもあるとか。行為そのものは許されることではないけれど、何かその辺のモヤモヤがマッサージ好きに走らせたんじゃないかと思うわけです。
それとそういうサービスはしてませんっていう状況でしてもらえると、余計に興奮する性質があります。これはギャンブルで当たった時と同じような脳内なんでしょう。して欲しけりゃ風俗に行けよ、というのはちょっと短絡的な考え方でもあるのです。通い詰めて感覚が麻痺してくると、あるとわかっているからかえって興奮しないのです。ただし相手をみて口説くべきだったのかなと。
それに難易度の高い場面でいい思いができると、達成感も大きく妙な自信になったりする側面も。そもそもメンズエステ通いはストレスの証拠であるのですが、この点についてはそのうちまた改めて記事にしようかな。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。