せなブラ

せなブラとは造語である。簡単に説明すると、薄着の時期に画像のように背中が張られることでブラジャーが透けて見える状況を描写した言葉のことで、今ではキャミソールの存在により絶滅しつつあるとさえ言われているささやかな性的興奮を覚える情景のことを指している。ここ最近の涼しい陽気では、ブラウスやTシャツ姿の女性にそうそうお目にかかることはかなわない。

しかし実はこのキャミソール、このようにかなり背中を張ってしまうような行為においては着用していても結局ブラジャーが透けることが最近ようやくわかってきた。あくまであれは通常の状態においてブラジャーが透けて見えてしまうことを少しでも防止するのが目的であって、防衛範囲を越えたものについてはやはり効果がほとんどないというのが実情のようである。

また、キャミソールとブラジャーの色の組み合わせを間違えた場合も同様である。大リーグボール2号のように、あれは保護色になるからこそ透け防止作用が期待できるのであって、淡い色のキャミソールに濃い色のブラジャーではキャミソールを着用する意味が薄れてしまう。つまりはカメレオンと同じことであり、色がバレて見つかってしまったらそれまでということなのだ。

透けブラもそろそろ冬眠の季節なだなぁ。

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