海外では売春を合法化している国はそれなりに存在していて、ニュージーランドをはじめ、オーストラリア、タイ、ノルウェー、オランダなどなど法的に認めてしっかりと税金を取ったりしています。ノルウェーなんて、「公娼制度」といっていわゆる公務員とは言い過ぎなのですが公的に認められて営業を許可する仕組みがあって、それで働く風俗の女性がいるんです。
なぜこんなことを認めるか、ということなんですけど、彼らも好きでやってるわけではなくて経済的に行き詰まってどうしてもというケースが大半です。そんな彼らから「売春はけしからん」といって仕事を取り上げたところで、彼らにそれに代わる仕事を用意してあげられるのか?と問われたときに、資本主義は今のところ無力で、それは彼らに死ねと言っているようなことになってしまうから、です。
法的に認めることで、彼らがいわゆる反社会的勢力に取り込まれてグレーなところで公的な保護を受けることもできずに追い詰められていくということは防げる。税金も取れる(笑)性病の検査とかも、定期的にしっかり受けさせることができる。オーストラリアの所管庁は言っています。
「これは、売春を促進する法律ではなく、売春をする人達を保護する為の法律だ」と。
建前論は排除してこういう議論をすればいいのに。日本も。なくそうなくそうって努力してて結局、数百年って無くせてないんじゃないですか?
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