各種ニュース媒体が2023年の1月26日(木)あたりから報じており、既に10日ほど経過したわけですがタイトルの通りとなりました。しかも今回ニュースに気づいたのは2月になってからで、つくづく都内のメンエス事情にも最新情報にも疎いことを実感させられました。このお店は何度か利用したことはありますが、おそらく2018年か2019年あたりが最後かと記憶しております。そのくらいの印象でしか残っていないお店で。
HPの雰囲気は良さげだし、それでいてルームのある場所もクオリティが高そうで多岐にわたる。いわゆる大手っぽいお店で、それは裏を返せばあまり過激なことに期待できないという可能性が高いだろうなというイメージでした。ちょうどその時期にあたる「振り返る」特集記事のネタとして入れてなかったのも、そこまで男性的に楽しい思いをするお店ではなかったから。ただおもてなしの質が高かったのはよく覚えている。
今回の摘発理由は目立っていたお店だからであり、さらには法解釈レベルではなくそれなりに明確な過激行為が確認されたからと推測されます。それが常態的に行われていたのか、たまたま特定のセラピストによる逸脱行為なのかは何ともわかりません。ただこのお店の過去の記憶の範囲内において、お店を通さない追加料金を伴う「裏オプ」が積極的に行われていたのは驚きでした。これが都内メンエスの実情なんだなと。
コロナ禍だけでなく物価高にも関わらず、それに応じた収入増加はない。お金を求め店舗は増えセラピスト参入者も増えていて、競争過多になってきている。肝心の客にしたって可処分所得が増えず、太客に成長する気配もなければリピーターになる保障もない。そうなればセラピストは同じ時間で勤務するならもらえる金額を増やしたい、客側も複数通って微妙よりは1度の来店で金額1.5回分くらいでもいい思いがしたい。
そんな両者の意図が合致して「裏オプ」が蔓延したのかなと。まあ裏オプをやるセラピスト自体は10年前の時点でもいたのだが、今ほど情報も知識も出回っておらず多数派でなかったというだけで。風俗店で公認された中でやってもらうエロ行為と、一応風俗店ではないお店で秘密の出来事みたいにしてもらうエロ行為とでは興奮の度合いが変わってくる。人は背徳感の中に刺激を求めてしまう生き物であるので仕方がない。
客側がメンエスでいい思いができたというのを「成功」というのであれば、セラピスト側にとって少々のエロ行為でさらなるお金をゲットできるのもまた「成功」なのである。お互いにうまくやれたと思いたいだけなのだろう。それが人生において実は大した成功ではない、という点ではパチンコやスロットで勝った負けたという話とそう変わらないように思われる。誰にとっても小さな成功が欲しい時代なのだと実感する。
さてこの先、メンズエステはどうなっていくのだろうか?
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