口コミサイト「メンエス」が危ない

口コミサイトとして有名なメンエスだが、ここ数週間で妙な動きがあったのでお知らせしたい。サイトそのものに表面上の変化はないものの、Google等の検索で全く上位に出てこなくなった。たぶん検索アルゴリズムの仕様変更によるものが原因ではないかと。

検索サイトが予告なく、急にアルゴリズムを変えることはしばしば起こる。そもそも口コミを集めて人を誘引する、という行為はこの手のサイトが自前でやりたいこと。競合することをしているサイトの表示優先順位を、意図的に下げようとするのは当然かね。

これはメンエス運営には大打撃ではないか。以前なら「メンエス」という曖昧なワードだけで検索しても、だいたい1番目か2番目に出てきていた。それだけサイト自体に大きな影響力があり、おそらくSEO対策もしっかりとやっていたからこそだと推測される。

一般的に口コミサイトと認識されているメンエス、実は利用者にとってはメンエスのポータルサイトとしての機能が優れている。新店の掲載も閉店情報も比較的しっかりしていて、どの地域にどんなお店がリアルに存在するのかを無料で知るには極めて効率的。

どことは言わないけど他ポータルサイトだと、閉店したお店の掲載を削除せず放置していることも珍しくない。またクソ店でも課金すれば上位ランキングが買えて、偽りの人気店を演出できる。店とサイトがグルになったような印象のものばかりが存在してる。

そんな中でメンエスのスタンスは面白いものがあった。店向けの広告など他と似た制度はあっても、そこまで露骨でもない。忖度度合いが低い、あるいは低く見える演出がされているのはけっこう重要なことだと感じる。ただサイト運営そのものは杜撰っぽい。

実際のところメンエスにおける肝心の口コミは、その多くが有料会員でないと閲覧できないものばかりでそこまで使えない。また以前から指摘されていることだが、信憑性の問題や価値の面でお金を払って読む内容なのかという話も。口コミ報酬の基準も曖昧。

点数や評価の低いセラピスト情報は、地雷を避ける上である程度まで有効かも知れない。とはいえ単に逆恨みの可能性もあり得るわけなので。結局のところ口コミそのものはあくまで参考程度にしかならないわけで、実際に行ってみないと何もわからないもの。

また、サイトによってはその口コミ自体が胡散臭いものもある。その辺の話はまたいずれ。

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