顔はイマイチでも脚に惹かれる

高校生の頃の話。田舎の共学の公立高校とはいえ時代の波が確実に押し寄せていて、クラスメイトの女の子の中にも膝上15センチ以上のミニスカート姿の女子高生が珍しくなかった。ただ全員がそうということもなくて、オシャレに対する興味の度合いが低いことや個人的ポリシーから頑として膝下スカートもいて、そういう子のほとんどはあまり男どもからは外見的な要素で注目されることのない女の子たちだった。

そんないわゆる「イケてないグループ」の中に、黒斑のダサい眼鏡をかけた理系女子がいた。彼女の周囲はもちろんのこと、その子にも全く持ってかわいい要素は見当たらないのだが、なぜか服装だけはイケてるグループの女の子たちと同様の水準でずっと通していてスカートもけっこう短くしていた。実は彼女には隠れた魅力があったのを私は知っていたのである。

彼女はとにかく脚がきれいだった。細くて長いわけではないのだが、まさにキズ1つなく色白で適度な肉付き具合がルーズソックスにピッタリマッチしていた。あの頃もその後もいろんな女子高生の脚を眺めてきたが、未だにあれを越えるものは見たことがないというレベルであった。もし当時スマホがあったら盗撮していたかも知れない。

ただ顔はちょっと好みが分かれる、というか正直かわいくない。彼女を見つめる時はよく上半身を手で隠して脚だけ堪能したものである。おそらくあの子は自分の脚が魅力であることを十分にわかっていたんだろうと思う。持てる最大の武器を駆使してモテるつもりでいたんだろうか?

うーむ、久々に卒アルを見たくなった。(卒アルがない方はこちら!

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