出会い系サイト最新レポート

ずいぶん前に飽きてやらなくなって辞めて以降ずっと放置していたけど、現状がどうなっているのか気になっていくつか再開してみた。そこで色々とわかったことをほんの少しだけここでまとめてみようと思う。

1.過疎化

まず人が全然いない。厳密に言うと登録されている女性は多いが一般女性がいないのである。かつて遊んでいた時も他のサイトに誘導しようとする者、具体的な金額など条件を自ら提示またはこちらに要求してくる者、キャッシュバック目的だけでメールを続けさせようとする者はいたが、注意深く探していけば一般女性もそれなりにいて、いかにそれらをみつけるかは楽しみでもあった。

今はそんな楽しみは全くなく魔物の巣窟状態である。出会い系サイトはいかに一般女性を取り込めるかで成功の可否が決まるわけで、コンテンツを充実させたところで肝心の女性会員が増えないと課金収入の対象である男性会員の数も増えずに衰退する。おそらく一般女性に見向きもされていないという現状なのだと思われるが、ではなぜ一般女性は出会い系に来なくなっているのか?

2.メインターゲットの喪失

出会い系サイトは暇のある人間が使うものである。よって最も古典的な一般女性のターゲットは専業主婦と学生(大学・短大・専門)ということになり、これらをうまく集められると20代から30代を中心に幅広い年代が集まる。そうすれば男性はラインナップの充実という印象を持つようになる。ただ現在どの運営会社もこの層をうまく取り込めているとは言えない。

メディアに作られた負のイメージの蔓延と年齢認証の厳格化(しないと大半の機能が使えない)による煩雑さが敬遠される要因であろう。遊ぶには生年月日(つまり年齢)を公式に証明できる書類の提出が必要で、住所は不要とはいえ出会い系サイトで何故そこまでしなきゃならんのかと思う人は多いはずで、新規女性にとってはかなり敷居の高い場所になってしまっている。

他にも色々あるがこの辺にしておく。もはやこの業界はダメだと思った。自身が歳をとったことでの相対的な評価の低下という部分も確かに大きい。とはいえかつての盛り上がりを見ている立場からすれば残念でしかないなぁ。

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