いつかのニュースで、本格的に透けない白衣が開発されたという記事を読みました。看護師さんたちなど白衣を着用して仕事をする人たちにとって、下着の透け防止というのは何気にかなり大きなテーマであるそうです。どういう仕組みで透けないのか興味がありますが、やはりそこは企業秘密なんですかね。
下着を透けさせないようにするには、ご存じのようにアプローチとして2つの方向があります。すなわち下着側に工夫をするか服の側に工夫をするかでありこのケースは服のイノベーションというわけです。着る服を変えることで解消されることもありますが、職業上白衣を着ることが決まっている以上は白衣そのものをどうにかしなきゃいけないわけでして。
これまでは「下着をどうするか?」という観点が中心だったのではないでしょうか。例えば色による工夫はその典型だと思います。ただこれは可視性からの発想であり、見えにくい色は何かということなので透けることそのものを防げるわけではありません。肌と服の間に一部分だけを保護するものを身につけている以上、そこが浮き出ることは不可避です。
私の経験から申しますと、下着が透けるのはある特定の動作をした場合に多発するような気がします。もちろん服の素材や下着の色による差は確かに存在するのですが、ブラであれば背中を丸めて座っている姿勢、パンツであれば屈んでお尻を突き出す格好が最も透けやすいような気がします。
思い出してみれば自分が高校生だった頃、当時はキャミソールなんてお洒落なものはなかったので夏服になった時の授業中は大変でした。ブラウス姿で背中を丸めて座っている女子高生ばかりが目の前にいるので、黒板を見ながらブラのデザインと色を1つ1つチェックしていました。パンチラは滅多にないことですが、透けブラは日常生活に完全に溶けこんでいたわけです。
だからこそ一部の女の子は暑い日でもセーターを着ていたんだな、と今になってようやくわかるのでした。まあ究極的に言えば下着をつけなければ透けることはないのですが、海外なんかだとノーブラ文化が浸透している国もあるとはいえ恥の文化である日本ではなかなかそうもいかないでしょう。
なかなかに画期的な発明だと思います。しかしそれ以上に衝撃なのがそれに対するネット民の怒りと落胆の声でしょう。医療現場に行くと言うことは何かしら身体に不具合がある状態が想定されますが、そんな時でも下着が透けることばかり考えているのかと思うとエロの闇は深いのだなと実感しましたね。
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