その文字を見たり、その言葉を聞くと響きが別の言葉によく似ていて全く別のことが想像されてしまうケースがあります。最も有名なのが駅にあるバスやタクシーのロータリーで「ロリータ」を思い浮かべることです。ロータリークラブとかロータリーエンジン搭載とか色々ありますが、全てロリータに置き換えてしまうと非常に危険な香りのする響きになってしまいます。
相撲の世界などで後援者、スポンサーを意味するタニマチという言葉がありますが、これが複数いてタニマチらとなった瞬間「谷間チラ」に見えてくるから不思議です。ただこれは普段からどういう言葉を浴びているかで、ものの見え方は変わってくるものであると言えます。ロリという言葉に全く縁がなければ、ロータリークラブもロータリーエンジンも普通のまともな日本語です。
勝手な想像、勝手な勘違いと表現できるこの現象は、まるでその人の脳みそがどういうもので構成されているかを証明しているようです。かなり前にその人の脳内がどんな漢字で埋め尽くされているかというのが出せるサイトが流行りましたが、まさにあの感じです。大人ですら大きな影響を受けるのだから、どういう言葉を見聞きして子が育つかというのは本当に重要なのだなと思いますね。
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