落ちぶれるメンズエステ店の理由(料金編)

メンズエステにおきまして、閉店間近だろうなという店舗はどのエリアにおいても複数存在します。まあ意外にしぶとく生き残る例の方が多くて、いざ閉店となると想定外のお店ということもありますが。潰れそうなお店のうち少なくない数が、かつては繁盛していたり一時的でも話題になっていたりする。つまりは開店当初からダメ店という烙印を押されているのではなく、いわゆる栄枯盛衰というやつを「徐々に」または「急激に」体現している。

それゆえに現在の落ちぶれっぷりが印象的に映ります。そして運営側には改善するための資金か意欲か行動力が欠如しているのものと予想されます。なのでますます衰退っぷりが増長されていく。そうなってしまうメンエス店たちには共通した理由が存在すると思っています。それらが複合的に関わってくる場合もあるし、いやいや結局は1つの理由に集約されると考えることもできるのかも知れません。今回は料金の設定を中心にまとめてみました。

*料金に見合う内容なのか(客側)

衰退していくお店の特徴として、料金が内容と見合っていない傾向にあると思われます。長くメンズエステに通っていると金銭感覚が麻痺する部分があって、90分8,000円を見て「安い」と言いがちですが普通の感覚で考えたら十分に高額。ましてや90分20,000円なんて話になると、メンズエステに興味がない人からしたら狂気でしょう。安い場合に内容が伴わないのはわかるとして、高いからと言って満足いくサービスとは限らないのがメンズエステ。

今は少々高めの料金設定であっても、若くてかわいい子と2人きりになれる。そして楽しく濃密な時間を過ごすことができればOKというのが主流です。安いお店でいかに想定以上のサービスを得られるか、というギャンブル勝負のような考え方でメンズエステを楽しむ客には厳しい時代だと思います。その気持ちは理解できるし、そもそも初めて出会う女の子の場合ギャンブル同然ではありますが。まとめれば「安い=つまらない」と見られてしまう。

安いお店には安いなりの理由があります。真面目なマッサージが中心で、集まっているセラピストもこの手のビジネスとは縁遠い感じの素っ気ない女の子が多いお店。(アロマギルドとか) それなりに過激でも、熟女店設定ではないのに年齢的にけっこういってるなぁと思われるセラピストが多いお店。(ガネーシャとか) せめて真面目マッサージならもっと魅力的な女の子のお店に行くし、過激なら若い子に越したことはないのが実情ではないかと。

*料金に見合う内容なのか(セラピスト側)

セラピストにとって何が大事かといえば、ボランティアではないのでちゃんとお金が稼げるかどうかです。もちろん自分のできる範囲の内容かどうかという点も重要ですが、同じ時間を費やすのであれば集客が悪いよりはいいに越したことはない。そして同じ1本をこなすのであれば、もらえるお金が少ないよりは多いに越したことはない。料金が上がればバックされる金額も増えるので、客だけでなくセラピストにとって割に合うかも重要なのです。

基本的に内容がハードなほど料金は高くなる傾向にある。その分もらえるお金も大きくなるので、短期的に稼ぎたい子や若くてかわいい子なら耐性さえあればそっちを選ぶのが適切です。逆に内容がソフトなお店は料金も低めで、料金設定によっては1本入って戻りが4,000円なんて話も聞く。それならマイジャグラーとか打った方がいいんじゃないのか? この手のお店は細く長くタイプで、業界未経験でやや魅力に劣る慎重タイプが選びやすいかなぁ。

料金が安いのに内容がハードなお店については、特殊なニーズの元に運営されています。セラピストの大半は働きたいけど他店で容姿や年齢を理由に断られた、あるいはそうなる可能性の高いケース。また客の中には予算に限度があり、内容があれば容姿や年齢はそこまで問わない人も。そこを組み合わせることで、本来であれば生まれにくい形のお店ができあがるのです。おそらく自分の身の程を知り、適正な料金と思って勤務する人もいるのでは?

*ミスマッチを解消する力がない

前に触れましたが、新しい女の子が定着しないのはその辺のミスマッチがあるからです。そしてその手のミスマッチは料金の高いお店では起きない(そもそも採用されない)わけで、安いお店は似合わないポテンシャルの女の子を使いこなせません。こびりついてしまったイメージを覆すのは容易ではなく、1人若い女の子を採用したからといって解決する問題ではないのです。身に余るお宝を抱えるのは自由だが、長い目で見て誰の得にもならない。

やや失礼な言い方をするならば、高ポテンシャルのセラピストをちゃんと有効活用できる力がないならそもそも採用しちゃいけないと思います。いい未経験の女の子が来たから喜んで採用するのではなく、ウチには向いてないから他のお店がいいとその子のために言えるお店がどれほどいるだろうか? ただ言うまでもないことですが、これから大きく伸びそうな未経験セラピストを育成できないお店。そもそもそこには行く価値はなと思いますけどね。

*まとめ

メンズエステは料金ありきです。料金は客にもセラピストにも重要な意味を持ちます。料金設定の妙もお店の手腕であり、そこに力を入れないお店は衰退するのみ。

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