落ちぶれるメンズエステの理由(運営編)

メンズエステにおきまして、閉店間近だろうなという店舗はどのエリアにおいても複数存在します。まあ意外にしぶとく生き残る例の方が多くて、いざ閉店となると想定外のお店ということもありますが。潰れそうなお店のうち少なくない数が、かつては繁盛していたり一時的でも話題になっていたりする。つまりは開店当初からダメ店という烙印を押されているのではなく、いわゆる栄枯盛衰というやつを「徐々に」または「急激に」体現している。

それゆえに現在の落ちぶれっぷりが印象的に映ります。そして運営側には改善するための資金か意欲か行動力が欠如しているのものと予想されます。なのでますます衰退っぷりが増長されていく。そうなってしまうメンエス店たちには共通した理由が存在すると思っています。それらが複合的に関わってくる場合もあるし、いやいや結局は1つの理由に集約されると考えることもできるのかも知れません。今回は「運営」という点で言及してみました。

*結局は運営側の手腕次第

既に触れている話なのですが、結局はこれに尽きると思います。一見すると人気セラピストがお店を動かしているかのように見えることもありますが、メンズエステに限らずこの手のビジネスは運営側が何を考えどう運営していくつもりかで全て決まります。薄利多売や高級路線、内容が健全寄りか過激路線か。あるいは若い女の子が中心とか熟女専門とか色々です。思い切って絞った方がよくて、むしろ中途半端な設定で進むと行き詰まること多々。

例えば「うちは老朽化したセラピスト達を提供する格安店」だと決めているとしよう。部屋も衣装も施術内容も古いまま、シャワーで落ちにくいオイルマッサージ。そのクオリティーでは正直微妙に思えるだろうが、客側もそれをわかっていて行くのであればお互いに目的が一致していて悪い話ではない。問題なのはその運営方針が積極的な選択の結果としてそうなったのか、あるいは消極的な選択の結果仕方なくなのか。そこには大きな違いがある。

*惰性のままのお店は衰退する(衣装)

落ちぶれているなと思うお店は、端から見ていると積極的な選択の結果としてそうなったとは思えないような雰囲気を感じる。例えばガネーシャのナース服。確かに昔はそういうお店がたくさんあったけれど、正直言って今のメンズエステでは完全に時代遅れ。それならいっそのこと「ナース風専門店」とかにしたらどうなのか。あるいはナース服を続けるのなら、せめて新調くらいしたらどうなのか。さすがに洗濯負けしてボロボロなのは痛すぎる。

例えばダメンズエスで紹介したCAは、中途半端なのかも知れないけど方向性は名前の通り一貫している。セラピストの写真を見る限り、何度か制服をリニューアルしているのもわかる。せめてこれくらいのことは運営側としてやらないといかんのではないか。それすら買い替えるお金がないなら経営的にピンチかよほどケチなのか。どっちにしてもいいお店とは言えないと思うんだけどなぁ。衣装は施術の中身を決めるし、間違えると古臭くなりがち。

*惰性のままのお店は衰退する(施術)

メンズエステは何も変わってないと思っているかも知れないが、変わってないようでけっこう色々と変化していることは知っているのだろうか。1つ例を挙げるなら、真面目系のお店を除けば今時密着もしないメンズエステはもはや化石。密着するには薄着なわけで、自然とベビードールなど肌着姿での施術が中心になっていく。最近のメンズエステは「いかにうつ伏せの時間でも楽しんでもらえるか」にかなりのこだわりを持っているように見える。

昔ながらのやり方に固執している運営の人たち、ちゃんと他店で最新の施術を体験しているのか? 流行している同業他社の調査なんてやって当然だし、やることで自店の衣装やオイルでは難しいと気づくはず。そんなことにお金を払うのはもったいない? そういう客の気持ちがわからないなら運営辞めちまえって思います。落ちぶれているお店の運営者たちって、メンズエステを運営している割にはメンズエステがそんなに好きじゃないのではないか。

*惰性のままのお店は衰退する(写真)

例えばガネーシャマングローブも同じことが言える。それはセラピスト写真の見せ方が時代に合ってない。ガネーシャの撮影手法(まさに手の使い方)は完全に風俗店と同じ。そしてマングローブも顔をそむけて暗いので完全にわからない。まあ顔出しNGというのはセラピストによってはあり得る話だし、出せない女の子がいるのは仕方ない。だからといって全員が全員あれでは、実体がわからず怪しさだけ満点で行きたいなという気にはなれない。

光を当てたら高齢化がバレてしまうから? かつてのメンズエステは完全に裏街道で、秘密の場所にこっそり通うイメージが定着していたのはもちろん知っている。ただ最近はオープンな雰囲気を醸し出すことが主流で、セラピストも全員ではないにしろ顔を出すのが珍しくない状況。それゆえの加工や実物との乖離(いわゆるパネマジ)リスクもあるのも事実。一方で全く顔出ししていなくても「演出」で上手に見せているお店はいくらでもあるし。

*まとめ

もっと触れたい内容はたくさんあるけど、いったんここでおしまい。古臭いと思われたらメンズエステは終わり。そうならないようにするのは運営の手腕。

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