メンズエステで働きたいあなたへ

※ 遊びたい側の方はこちらを参照に

ある程度時間の自由が効いて、日払いで高収入がゲットできる。風俗じゃないので性的サービスを提供する必要がなく、いわゆる「脱がない、舐めない、触られない」の非核三原則が徹底された業界であると謳われるメンズエステ。社会人のお小遣い稼ぎとして、女子大生の奨学金返済手段として定着しつつあるセラピストとしてのお仕事。じゃあみんなやればいいのにと思いますが、全員がセラピストになるわけでもない。

そういう仕事に興味がない、そういう仕事は一生やりたくないと思う女性がほとんどでありそれが普通ではある。でも世の中には仕方なくだったり、単純な興味からこの世界に足を踏み入れるケースだったりというのもそれなりにはある。圧倒的に雇う側と雇われる側で情報格差が大きい業界であり、客として通うことができない以上は女子にとって実体験も難しい。そんなメンエスとはどういうものか現実をお見せしよう。

① 清潔感のない人しか来ない

一般的な水準と照らし合わせても、メンズエステに来る客の95%が汚い部類だと覚悟しておこう。大半が前日夜や当日朝に風呂に入るかシャワーを浴びてくることなく訪問してくる。地域によって作業着姿とかもいて洗っても落ちない。お店のシャワーという最後の砦があるにせよ、湯浴みだけして丁寧に身体を洗ってくれない。またはどうでもいい部位は丁寧に洗うくせに、肝心なところの洗体を手抜きしてくる輩もいる。

しかもそれが意図的な仕打ちであることも。世の中には汚れたきわどい部位を触ってもらうことに性的快感を覚える変態もいるのだ。肛門近辺を洗ってない「汚(お)じさん」がいるとしたら、その地域を施術するということは汚物が残存しているかも知れないのだ。接客後に何だか知らないが、異様に手や指が臭くなるとしたらどう思うだろうか。そういった上での報酬でも果たして「高収入」であると言えるのだろうか。

② 色んな意味でモテない人しか来ない

メンエスに足繫く通う客の中には、外見か内面においてモテない理由がたくさん詰まっていると思っておいた方がいい。太っているとか禿げているとかは通常装備みたいなもので、生理的に受け付けられにくい容貌であることも覚悟すべき。また来て欲しい男性ほどそう頻繁に来ないのだ。そういう男性の私生活は満たされており、たまの息抜きでしかやって来ない。素敵な恋人や奥様、そして可愛い家族がいたりするので。

またむしろ内面にこそ問題を抱えていることが多い。口下手なんてのはマシな方で、自分の欲望を満たすためにひたすら力業で乳首をつねってくる人とか。それでセラピストの表情が完全に曇っていても察することができず「感じないの? 珍しいねぇ~」とか言ったり。完全童貞か素人童貞なので自分が何をするかに精一杯で周囲が見えない。意図的でなかったとしても鼠径部を丁寧に洗わないのは配慮できないからである。

③ 客を選ぶ権利がなく拒否しにくい

客側に指名する権利があるが、対応するセラピスト側に選ぶ権利がない。迷惑客はセラピスト単位で2回目以降NG制度やあまりに酷なら途中退出して終了&出禁対応もある。ただあまりにNG連発するセラピストは面倒とみなされることも。そもそもお店での実績がないと断りにくかったり、断ることができるということを知らず最後までお相手してしまう。結果として心に深いダメージを負い、後の予約枠が死亡することも。

そういう客はデキン・ザビ(出禁客のこと)になっても、スマホ番号を変えアタックしてくる執着者も珍しくないのでフィルター無意味。お店も問題客に目をつぶって売上を取りに行くこともあり、その際のセラピストはもはや人柱なのだ。そして一般社会の気持ち悪い人だけならまだしも、裏社会の方々もお店に来ると想定できているだろうか。全身タトゥーの人とかに押し倒された際はもはや助けを呼ぶことすら難しい。

④ 性的行為は必ず要求される

最初に触れた「非核三原則」が有名無実である前提で考えよう。仮にカッコいい若い男性、あるいは素敵なおじさまがやってきたとしてもどこかで必ず性的な要求をしてくる。1度許せば累進課税的に次々と要求してくるのが通例であり、そんなつもりがなくてもそういうやりとりに巻き込まれる。そういう客の対処方法はお店教えてはくれるだろうが、そんなことで解決できるほど事は単純ではない。精神的に削られるのだ。

とりわけ夜職未経験のセラピストの場合、いなしたり交渉したりという経験に乏しいしそれをゲームの一環として楽しめない。押しに弱いとか認められたい欲求が強いとかだと、自身が望まぬ内容でも相手の要求を受け入れてしまう。またそうなのではないかというのを見越して訪問する客もいる。チンチンが楽しめる女の子ならいいのだが、そうでないとしんどくなって辞めていく。そして2度とこの業界には戻らなくなる。

⑤ お店はいざとなったら助けてくれない

上記のような酷い客への対応もそうだし、セラピストが結果的に風俗的行為をさせられた場合もお店は責任を取るつもりがない。少なくともお店の指示でそうしたという形にはせず、あくまでセラピストが自主的にやったこと扱いにしたがる。業務委託契約書というのはそういう意味であり、仮にその手の契約書を交わしてなくてもお店側はいざとなったらセラピストを捨てて逃げるつもり。一蓮托生ということではないぞ。

またこれも時々聞く話だが、お店側がセラピストに手を出すケース。最近は女性が経営し運営するお店も増えてはきているが、その点においてはまだまだ圧倒的に男社会である。紳士的なメンエス経営者や運営者なんてどこにいるのだろうか。セラピストは商品ではあるが、商品が好みであれば自分の手元に置いておきたいと考えるのは極めて自然なことである。そういうターゲットになるかも知れないリスクを考えるべき。

まとめ

メンズエステは巡りあわせと運の業界である。とりわけ最初に違和感が少なければそれなりにやっていけるのだろうが、そういうことは稀である。そこも考えた上でトライした方がいいのでは?

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