ポカリのCMはエロ目的なのか否か?

たまたま深夜にテレビをつけていたらこのCMの15秒編が繰り返し流れていたので記事にしてみました。大塚製薬のポカリスエットのCMにはこれ以外にも様々なバージョンがあります。要するにどんな人たちに訴求するかということなんだと思いますが、上にある動画のような女子高生に扮した若い女の子たちの制服姿でのダンスシーンがここ数年よく放映されるようになりました。

実際に出演している人たちが現役JKなのかどうかは知りませんが、制服女子がダンスすればパンツが見えるはずなのにそこはやっぱりテレビ的には色々と見えてはマズいし色々とうるさいことを言う人がいるのでしょう。見えないようにカメラワークなどが絶妙に工夫されているのと、実際にはスパッツとかを穿いてるにも関わらずもはやそれすら見せようとしない妙な気合を感じます。

でもこのCMは罪作りなところがあって、パンチラはしないけど「パンチラするかな?」と思わせるギリギリのカットはサブリミナル効果のように使っているんですね。もちろんそれはCMに注目させるための演出であることは明らかで、女子高生(もどき?)のヒラヒラしたスカートから見える太ももの付け根近辺を凝視してしまっている私は既にその術中にハマッているわけですが(笑)

だからといってそれで商品を買うわけではありません。まあ意識には染み込んでいるのでいずれ購入するという選択肢に影響を及ぼすことはあるのかも知れませんが、商品をPRするために女子高生のピチピチした肉体を利用する。これはもはや身体の切り売り行為であり、いわゆる管理売春と何が違うのかなって個人的には思うわけです。やはりこの手の手法はちょっといただけないなぁ。

製作者側はあくまで「若さというものを表現したらこうなった」と主張するでしょうが、あれを100%エロい気持ちなしで作ったとはどう考えても思えないのです。とりあえず制服女子を踊らせておけば注目度が高まるだろうという計算と、JKたちがダンスしたらパンツが見えそうだなと思ってCMに注目してくれそうだなというのをわかっていてやっているいわば「確信犯」なのです。

なんかこう、最近こういう手法って増えましたよね。古くは初期のAKBなんかもそうでしたが、女子高生というブランドをエロいと思われるギリギリ限界まで引き出しつつでも肝心なパンツとかは見せないみたいな。こういうのってあざといと思ってしまうのですが、そもそも制服女子を使った表現というのは優良コンテンツである一方で制約が大きくなり不自由になっていると感じます。

もしかしたらそれに対してどこまでチャレンジできるかという側面もあるんでしょうかね。だったらパンツくらい見せてほしい(笑)

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