メンズエステは風俗に比べて、リピーターを獲得するのが難しい業態だと言う人もいます。それは風俗と違いゴールが曖昧だからというのは一理あるのでしょう。一方で客視点からのリピート有無の決め手の違いはどこにあるのか? 見た目もあるし話しやすさ含めた内面も重要だし、実際のサービス内容も次回訪問を検討する要素になる。見た目や内面が明らかに好みや希望と違う場合には、大塚愛ではないが「もう1回」とはならないかも知れない。
見た目を変化させるには美容整形や減量または増量があるものの、この仕事のためにそこまでできる人であれば他の分野でもっと活躍できているはず。内面は演じるということができれば比較的短期間で変わることはできる。施術は下手よりかは上手い方がいいし、新たな手技が身につけば変化はわかりやすい。ただマッサージに長けているだけで「また来ますね」とはならない。そして過激でいい思いができたから「おかわり」となるとも限らない。
真剣にセラピストのことを考えている経営者や店舗運営者であれば、みんなが売れるようになることを望みます。ただ現実としてお店とセラピストの配分比率は異なるにしても、同じように客が入るのであればどのセラピストが売れたって同じこと。そしてそもそも客が来なければ店は一切潤わないので、客の取れる女の子に多く勤務してもらいたいのがお店側の本音でもある。ましてセラピストが溢れている現在、後発ほど戦いは厳しくなるわけで。
上記以外にもお店の売り出し方や、エリアによる有利不利という要素もあります。細かい話をするとキリがないのですが、それでもリピートしたくないセラピストというのは確実に存在します。あくまでこれまでのメンズエステ経験から得た教訓ではありますが、不定期でシリーズ化していこうと思います。これからメンズエステを始めようとしている女の子、あるいは既に始めているけれど客が取れないセラピストにとって参考になれば幸いですな。
次回よりいくつかの場面に応じた「リピートしないセラピスト」について触れていきます。まずは指圧編から。
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