キャバクラや風俗など他の夜職と同様に、メンズエステもリピーター(=指名客)を多く獲得することでお店もセラピストも潤うシステム。ただあくまで個人的な見解ではあるが、それら業態は適性の違いはあるにせよ指名という点においては究極的には同じではないかと。つまり指名の取れる人は適性は置いといてどの夜職でもいけるし、取れない人は適性があったとしても永久に取れない。支持の有無にはそれなりの理由があるものだと考える。
・いつまでたってもふくらはぎ
前回触れた「指圧が長い」と基本的には同じ。血流を促す意味では絶好の場所だとしても、それにしたってオイルで長時間マッサージして欲しいのはその部位ではないはず。指圧が長くようやくオイルに移行したと思ってホッとしたらオイルでずっとふくらはぎというコンボもある。オイルにおけるふくらはぎが片足で5分以上続いたら、完全に時間稼ぎが主目的とみなした方がよい。ハズレのセラピストに遭遇したなと察して過ごすのが無難かと。
ふくらはぎが終わったと思ったら太ももに入るけど、そこがまた長い。それもようやく終わったと思ったら、今度は逆の足のふくらはぎロングがまた始まる。そして最後になって「時間が足りなくなっちゃいました」とわざとらしく申し訳なさそうな顔をして、5~10分だけ仰向けで浅い鼠径部をやる。本当は既定のペースで進んでいれば最低でも15分は仰向け鼠径部のはずなのに。クズなセラピストのやることって常に意図的なものなんだよなぁ。
非常に残念なことではあるが、この手のセラピストは完全に若い世代に多い。いわゆるド健全タイプや若さで自分の価値を高く見積もっているタイプに多い。技術を磨こうとか客の思いを少しでも汲み取ってあげようという気持ちは一切なく、惰性で仕事をしている。ただ若さゆえに興味は持たれてそれなりに客は付くし、お店側もその世代のセラピストを抱えたいがゆえに評判を知りながら貯金箱として残すなんてことも。店とグルになった詐欺。
・オイルでも強過ぎる
これも指圧編で触れたけど、結局下手なセラピストって力任せに施術する傾向がある。これは現在のメンズエステで使われているのが水溶性オイルやローション中心で、いわゆるガチのオイルではないからというのもあります。どうしてもサラサラしているので摩擦が少なくほぐしにくいため、その分を力でカバーするという施術になりがちであるというのが実情ではある。結局は密着とかがメインだし、そういうオイルでないとやりにくいわけで。
そしてこれも指圧編で触れたけど、とにかく首周りを力で解決しようとするセラピストが本当に多い。技術があるならそれでもいいけれど、未熟なら首回りほど繊細にやらないといけないのではないか。よほどその客に恨みがあるなら殺すつもりで強いマッサージをすることもあるだろうけど、また来て欲しい客なら強過ぎるのは避けた方がいいのではないか。良かれと思ってやっているマッサージがむしろ客足を遠ざける原因になっていることも。
また逆に、どうせ密着だからという理由でオイルマッサージを撫でるだけで適当に済ませるという真逆のセラピストも存在する。とにかくオイルをバシャバシャ、ナデナデしてハイ終わり。これもどちらかというと若いセラピストに多く、そもそもお店側からちゃんと講習をされていない場合によく見られる。その後のお楽しみタイムがちゃんとしているならそれでもいいんだけど、だいたいその手のセラピストって最後も適当で終わるんだよなぁ。
次回は外見編で書いていこうと思います。
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