運営側がセラピストをやる意義

運営側が過剰に目立つメンエスについては以前記事にしました。それとは少し違う形で目立つことがありまして、それが今回タイトルにあるように運営側のセラピストデビューです。これも前に少し触れましたが、メンズエステで運営側に回った女性の大半が元セラピストです。なのでデビューしようと思えばいつでもできるというのが実情で、とりわけオープンして間もない頃はプレイングマネージャー的な立場でお店に出ることも珍しくない。

セラピストが増えて出勤枠にも安定感が出ると、オーナーや店長はセラピスト業から身を引いて運営に専念するというのが典型的な流れです。いつまでも運営側がプレイヤーをしなければいけないということは、採用の問題か採用後の勤務回数の問題か定着率の問題かのどれかなわけです。そして運営側が自ら勤務するということは腕前に自信があるわけですが、必ずしも全ての女性運営者がセラピスト時代に売れっ子でもないのが実情だったり。

そういう自覚のある方は頑なにお店に出ることはない。一方で名選手名監督にあらず、とまではいかないけど運営や経営の実力は別の次元にあるのもまた事実。技術的な部分の研修は他のセラピストに一任することもできるので、経営者や運営者の資質として技術が優秀であることは必須要素ではないような気がする。たぶん働く側は売れるためにはという話を聞きたいだろうし、一方で売れない子の気持ちを理解することもまた重要なことかと。

今は潰れてしまったあるメンズエステ店で、オープニング期でもないのに運営女性がセラピスト参戦して既存客を総取りする珍事が起こりました。しかもその女性は元セラピストでもなく(キャバ等の夜職経験はあったようですが)デビューしたとのこと。研修はどの程度やったんでしょうか? これは在籍セラピストたちにしたら厄介な存在でしかない。まあ彼女らが不甲斐ないから出馬したのではないかという側面も否めないお店ではあったが。

ついた客をリピートさせられずに逃している現状を変える目的だったのでしょうか。ただそれって採用や研修の問題なのでは…

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