ギャラリーストーカーという存在

先日芝田町画廊さんのツイートでも話題になった「ギャラリーストーカー」について、色々と考えることがあり記事にしてみました。細かい言葉の定義はあれど、簡単に言うと「若手の女性アーティストに粘着するおじさん」というのが最もよくあるケースかと。まあ若手の男性アーティストに粘着する女性もいなくはないんでしょうが、典型的なのは圧倒的におじさんたち。なぜおじさんはそうなってしまうのでしょう?

ギャラリーストーカーには、意図的なものと無自覚なものがあるのではないかと推測されます。もちろん無自覚を装った意図的なものもきっとあることでしょう。ある意味で一方的なファンの押し付けとも言えるわけで、たとえ買っていたとしても度を越えたものはNGかと。芸術の場合は性質上、経済的に買えなくてもファンでいること自体はいいと思います。とはいえイベントの度に作者と長々話し込みナンパするのは…

作品を通じて作者の人となりに興味が出てくるのは自然ですが、それが出身地から始まり徐々に個人の連絡先とかになるのはどういうことか。また歴史的に芸術をいわゆるパトロンが支えていた事実があるのもわかりますが、1度作品を購入したくらいでパトロン面されてもなぁ。そしてこのギャラリーストーカー、芸術だけでなく他の多岐にわたる分野で目撃されています。若い女性が存在する場所は常にそのリスクあり。

おじさんがギャラリーストーカー化するのには理由があります。究極的に言えば若い女の子とのセックスにつながりそうな道筋を作りたい。それができる優れた意義のある男だと思いたいだけ。なるべくコストが低い分野で何とかしたいだけであり、街中のコーヒーショップから野球場の売り子さんに至るまで様々な場面で活躍しています。未婚男性が多いでしょうが結婚の有無や子どもの有無はあまり関係ないのかもね。

どうあれ人生が満たされていればそういう方面に力を入れる必要がなく、そうでないからそういうことばかり考える余裕が出てくるのです。

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