3DCG　パンチラ　メンズエステ　

たまには真面目なエロ情報も（笑） 今の時代、エロにも楽しい要素が求められているようになったと感じている。よくよく考えれば悲壮感ある犯罪じみたようなシチュエーションよりも、せっかくなら楽しいエロの方がいい。出演者も視聴者も嬉しい気持ちになる。

かつて村西とおる氏が言っていたような、アメリカのポルノに近づいてきた感は否めない。行為中に妙に女優さんが常に不自然に笑っている、みたいなね。昨今のアダルト界隈においては、性犯罪を助長or誘発しそうなジャンルへの風当たりはかなり強まってきた。

クレジット会社もアダルト分野全般、とりわけ性犯罪につながりそうな作品を販売する業者やプラットフォームに対して決済を停止するようになりつつある。たとえそれが出演者と製作者の正統な合意に基づいて作られている「やらせ」の作品であったとしてもだ。

それこそレイプや痴漢、盗撮等の分野の動画作品販売は今後さらに難しくなっていくのではないだろうか。その一方で楽しいエロとはいったいどんなものなのか？ その問いに対する答えの一例が、本タイトルにあるような「くすぐり」というジャンルのことである。

くすぐり自体はそれほど目新しいものではない。それこそ松下一夫の名を出すまでもなく、何十年も前からマニア向けアンダーグランド世界で展開されてきている。当然ながらアダルトショップにも作品は陳列されていたが、場所は奥の奥でしかも不条理な高価格。

激しい性行為があるわけでもなければ、出演モデルが絶世の美女というわけでもない。にもかかわらず一般AVよりも法外な値段。かつてのくすぐりモノにまつわるイメージはまさにそれだった。動画販売や配信がメインになった今も、そういうメーカーは存在する。

それがここ数年で目立つようになったのは、SNSの発展が大きいのだろう。出演者の応募もそっち経由が多くなっているようで、出演希望者にしても気軽に参加しやすくなったのかと。ゆえに動画作品の選択肢も増え、常識的な価格でも入手しやすくなりつつある。

またXCREAMのようにくすぐり作品に強いプラットフォームも出てきた。今のような厳しい時代、みな笑いたいんだろうな。くすぐられるのは苦痛である人もいれば、人によっては愛撫の延長上のように感じる人もいる。ソフトなエロというのも時代にあっている。

具体的データはないが、くすぐり系動画はマッサージ系と並んで女性視聴者が多い分野なんじゃないかと推測される。視聴していて嫌な気持ちになりにくいシチュエーションなことと、エロがあったとしても女性側を感じさせイカせる方向に特化していること多々。

従来のありきたりAVにおいては、男性側の一方的な欲求を満たす作品展開がほとんどであった。男の欲望に忠実にやりたいことやしたいことをする、というのは必ずしも女性側が望む内容というわけではないのだ。ゆえに女性ファンが増えてこなかった側面もある。

今後こちらの記事でも、いくつかの作品や作成者・配信者等について視聴レビューしていく。もしここに女性の感性を取り入れたメーカーが出てきたとしたら、このジャンルはまだまだ伸びる可能性を秘めている。今の世の中ではそれくらい注目のアダルト分野だ。

さて、レビューのための作品を吟味しよう（笑）