今回の連載を始めるにあたり、この時期にあった色々なことを思い出すのに時間がかかった。時期としては2017年から2019年あたりまでの出来事をまとめていくのだが、この時期は大まかに表現するなら「都内からの離脱」を決意した時期であるとも言える。環境や心境が大きく変化したことがその原因ではあるのだが、その後世界に起きた大変な状況を考えると、この決断は偶然とはいえ結果的に大正解だったのだろう。
2017年あたりから、都内以外の首都圏エリアにもクオリティの点で決して劣らぬお店が増え始めた。おそらく都内で展開していたメンエス経営者たちが、レッドオーシャンになった都心からまだブルーオーシャンだった首都圏に手を広げ始めた時期ということなのだろう。と同時にこれまで比較的安価で楽しめたメンズエステが、価格の面でも都内と同等になってきたとも言える。そう考えるといいことばかりでもないか。
この期間は「メンズエステ」という遊びが世の中に徐々に広まりを見せた時期でもある。それが最大限に知られるようになり幅広く利用されるようになったのは、皮肉にもその後のコロナ禍であったことは間違いない。船橋エリアで言えばMや現在のエスポワールの前身にあたるお店がオープンしたのもこの時期。お店の良し悪しはともかくとしてそもそもそんなにお店がなかった所に選択肢が増えたことだけは事実かと。
オープン当初からそれなりに人気店だったM。初期の頃に足繫く通っていたのが「新川れいな」という名のセラピストだった。当時お店では24歳、実年齢は26歳だか27歳だかと言っていたがそれも怪しい。技術的に女性向けエステの下地があり施術はかなりの腕前。そして最大限とまでは言わないがそれなりに寛容さもある。数回入り連絡先も交換したが即音信不通になりお店もすぐに辞めてしまった。あれは突然だった。
その後別のセラピストに何回か入ったがお気に入りはできず、2~3年放置した後に最高の思い出の1つが出来上がるのだがそれはまたいずれ。ちなみに消えた「新川れいな」は、都内メンズエステを転々とした後にこれまた船橋の別のお店に戻ってきているらしい。ただ年齢が25歳のままなのはなぜか。ああわかったタイムマシンで過去からやってきたのか。パターンは違うがトランクスやマーティと同じ理屈ということ。
こういう過去にいい思い出があるセラピストを他店で見つけた場合、基本的には行かないのが正しい戦略ではあるのだが、その理由については別途記事にしようと思う。さて都内に少し目を向けてみよう。もうお店の名前もセラピストの名前も忘れてしまったが、八丁堀エリアで2017年頃だったと記憶していている。そこで出会った当時26歳のメンエス未経験の女の子がその時代のお気に入りだった。出会いは偶然だった。
たまたまお店を探していて、写真で気になったので訪問してみた。普段は地元のローソンでアルバイトしていたが、何か思うところがあって知人の紹介でメンズエステを始めた模様。絶世の美女というわけではなく、体型も胸は大きいがぽっちゃり気味。ただ押しに弱いのか夜職に慣れていないのか、色々と要望が通りやすいところがあった。しかも出身地が意外に近いことがわかり意気投合、連絡先を交換して距離接近。
観たい映画があるとのことで、記事にもしたがデートしたセラピストとは彼女のことであった。ただその後はすぐに音信不通になりお店も辞めお店自体も早々に潰れた。先の新川さんのように業界にドップリ浸かっている印象はないため、業界からは足を洗い普通の生活に戻っているのではないだろうか。それでも握る手の柔らかい感触と漏れる声の可愛さは今でも忘れない。今はまだローソンでバイトしているだろうか。
次回は同時期の都内の他のお店について語っていこうと思う。
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