†西船橋 Tantra(タントラ)ご供養†

2024年5月6日をもって休業へ。そのまま再開なく閉店もありそう。

・店舗HP

tantra-aroma.com

・アクセス

JR総武線または京葉線や武蔵野線、東京メトロ東西線の西船橋駅北口から徒歩3分ほど。目印は近隣メンエスのランドマークだった有名だった、今は亡き日焼けサロン。珍しく1台分の無料駐車スペースがあるが、利用はオススメできない。

そもそも車でのアクセスが悪く、近隣のコインパーキングまでの道は狭い&一方通行。実質的に駅前ロータリー側からアクセスしないと到達できない。運転が不慣れな方は潔く車は諦めて、電車やバス・徒歩など公共交通機関の活用が無難。

・部屋

1Kタイプで2~3部屋ほどある模様で、築20年ほど経過しているが雰囲気はそれ以上経過しているように見える。オートロックがなくそのまま部屋へ向かうタイプ。通常エントランスと別に2階に向かう階段もあり、やや特殊な造りをしている。

典型的な事業利用を容認しているマンションで、他のメンエス店だけでなくネイルサロンや個人経営のエステ店など様々入っている。また時としてマックの制服を着た女性が出てくることもあるので、休憩室か更衣室みたいな用途もありそう。

・セラピスト

中心は30代以上で、40代や50代も存在するとか。よく言えば夜職に染まっていない素朴なタイプ、悪く言えば今の過激なメンエスに適応できないタイプ多め。店HPにはセラピスト紹介がなく、ブログやX(旧Twitter)にて稀に後姿が拝める程度。

出勤スケジュールもやはりHP上に存在せず、メルマガやX(旧Twitter)でしか公開されないため人によっては不便。たぶんセラピスト容姿を重視してないのかと。20代終盤を現役女子大生扱いするレベルの年齢詐称があり、年齢重視なら要注意。

・衣装

基本ワンピースタイプのナース服。セラピストによってスカート丈が様々で、タイトミニもいればひざ下ロングもいる。よってパンチラ期待度は不安定で、MB(マイクロビキニ)どころかベビードールもない。衣装チェンジという概念がないお店。

余計にお金を取られる心配がない、というのはありがたいことかも知れない。ただ厳しい言い方をするなら、そもそもそういう衣装を着せたい若くて可愛いセラピストがいるかと言われるとねぇ… まあ無理をしないことも大事だし、いいのでは?

・料金

基本時間は90分で13,000円、指名の場合は+1,000 円。それ以外にオプションはないが個人オプションの噂も。例えば脱毛可能なレディースエステ経験者とか在籍していれば、そういうのも対応できるらしいがめったにないので気にしなくてよい。

またHPにあるように、マッサージせずお酒を持ち込んで過ごすのもOKだと。コロナ禍ではメンエスをキャバクラ代用品として使う客の存在がけっこう確認されていたが、それ以前からそう言っていたお店。ある意味で時代を先取りしてたのか?

・紙パンツやお風呂

青色で、ブーメランタイプかトランクスか選ぶことができる。ブーメランはけっこう布面積が小さいが、サイズ自体もかなり小さいのでやや窮屈かも知れない。解放感という意味ではあまりなく、よく伸びるゴムを活用した変態仮面的施術もなし。

このタイプは1枚当たりの単価が低いと思われ、お客さんに喜んでもらおうよりも店のコンセプトや経営的視点で選んでいるのではなかろうか。お風呂についてはそこそこきれいだったような記憶があるが、狭いのと貴重品を置くスペースがない。

・営業時間

セラピスト配置次第だが概ね14:00あたりからオープン。深夜についても毎日ではないが、勤務があれば24時受付くらいまではやっている。ただ本業を別に持っているセラピストが大半なので、いわゆる超ロングの勤務はほとんどないのではないか。

よって気になるセラピストがいたとしても、時間が合わなかったり満枠で無理ということもけっこうあり得る。同じ時間に複数セラピストが勤務する、ということも少ないのでフリーでの利用がしやすい。指名にするかはそのあと考えればいいし。

・運営

電話対応は女性で、オーナーや店長やスタッフを演じ分けているが全て同一人物。過去にセラピスト経験があり、その頃のメンエスの雰囲気をお店に残している。話し声からは独特の雰囲気が感じられ、人柄はよさそうだが合う合わないは両極端。

比較的セラピストたちには慕われてるようだが、一部セラピストからは入店時に話を聞くとけっこう不満を聞くこともあるのはご愛敬でもある。セラピストの年齢詐称については、メンズエステってそういうものと若干開き直っている節があるか。

・歴史(年号と月は若干怪しい)

2018年の9月にはブログ開設しており、オープンはそのあたりと思われる。店の歴史やオープン経緯についてはブログで語られているのでそちらを参考に。数年経過するまでお店の存在を知らなかったので、積極的に媒体で広告していないのかも。

過激店は華々しく短命で散るものだが、こういうド健全店は固定客さえ逃さなければ細くとも長生きする傾向にあるのが業界の定説とされている。昨今のメンズエステの荒波の中で、このお店がどこまで続くのか楽しみに見ていようと思っている。

・系列店

系列店の存在は確認できなかった。お店の性質的にルーム拡大はあっても、店舗網の拡大は新たに店長を採用するとかしない限り難しいと思われる。まあどう見ても多角経営するような感じになり得ず、個人でやれる範囲の店舗運営になるのでは。

何か大きな問題とかが生じない限り、発展もしなければ衰退しなそう。一方で何か大きな問題が起きた時点で即機能しなくなるリスクを孕んでいる。それはセラピストによるやらかしより、経営者自身の健康とかそういうことのウェイトが大きい。

・率直な評価

クレヨンしんちゃんの映画にある『オトナ帝国』のようなお店。絶滅してしまった2010年前後のメンエスに懐かしさを感じる人にはオススメ。東南アジアテイストの内装、セラピストのナース服姿という現在では見られないセンスが物語っている。

一方で他店を研究た上で意図的に懐古的にしている、というわけでもなく経営者の強いこだわりというか頑固さに依存して成立しているお店でもある。過去のメンエスが楽しかったとしても今の方がいい、と思う人には行くメリットはあまりない。

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