パパ活は出会い系を潰す?

出会い系潜入レポートをやっていたことは先日にも述べましたが、実は1ヵ所だけでなく複数サイトで実験をしていました。そしてどのサイトでも目立ったのが「パパ募集中」「P募集中」という類いの女子大生その他の増加です。中には食べ物を買うお金もないという内容までありますが、そんなに生活が困窮してるなら学校辞めてでも働けばいいのにとちょっと思いますが。

パパ活というのは既にどっかで何度も紹介されているので詳細は割愛しますが、基本は肉体関係を伴わないでデートや買い物、食事を一緒にすることに対して報酬を得る活動のことを指すそうです。これが例えとしていいのかはわかりませんが、非常にライトなキャバクラの同伴デートような感じなんでしょうかね。おそらくプロっぽくない感じがいい人にはたまらないのかな?

パパ活をしている女性の多くは20歳前後と若く、出会い系の中ではプレミアムな存在です。そこにまともに出会う気のない人が増えると男性会員が減って収益の基盤が揺らぎます。やはり男としては若いのと出会いたいしできればセックスまで持っていきたい。そういうおっさんたちのドロドロした願望というか欲望が出会い系を支えてきた側面があることは否めません。

こういうサイトに登録している以上、何かしらの理由があって募集活動をしているのは事実なのでしょう。ただこの手の輩はこれまでの出会い系史上最も厄介な存在であると私は踏んでいます。これまで出会い系を楽しみたい人々の強敵といえば業者(他サイトへの誘導や援デリ)やいわゆるCB(キャッシュバッカー)たちでした。彼女らは彼らすら駆逐する勢いを秘めています。

実際は出会い系の世界に絶世の美女がそうそういるわけなく、なんとか出会えた人はそれなりの所で妥協してあわよくばセックスを楽しむわけです。若い女性がいかに登録しているかがサイト運営の鍵なのに、その世代が援デリに加えてパパ活となれば、普通の女子大生と普通にセックスしたいと思っているおじさんたちにとっては手詰まりな状況になることでしょう。

まあ実際は若手はそんなにいないので主婦・人妻あたりがメインなんでしょうけど。男の心理としてはとりわけ美人やかわいいならともかく同じスペックなら若い方と遊びたいわけで、それは女性にとっても同じことだと思います。若い人に求められることで、まだまだ自分はイケてるという自信を持ちたいのは、30代になった人なら誰もが1度は思うことではないでしょうか?

男性にしても、そもそも西島秀俊のような素敵な中年男性でもなければ、世の若い女性が父親やそれ以上の年齢の男性にときめくことなどほぼ皆無なことです。最近の若い女の子はおじさん好きが多いと煽っているメディアもありますが、あれもどこまでのものか怪しいと思っています。同じ包容力と資金があれ若手を選ぶのが人間の性であり、そこには美魔女と同じ構造が内在しています。

30歳に見える45歳と30歳に見える30歳が同スペックなら、男がどっちを選ぶかは言うまでもありません。いずれにしてもパパ活はセックスなしで活動するわけなので、報酬を得るためには高度の容姿とコミュニケーションが要求されることでしょう。よって超ハイスペックでもない限りは難しいと思います。推奨するわけではないですが、身体売った方が楽に集客できるんじゃないのかなぁ。

楽して稼げるという認識がそもそも間違いで、稼ぐということは大変なことであるという感覚に欠けている。これは女子大生そのものの質の低下も影響しているんだと思われます。かつて絶対に大学に入れなかったレベルが考えもなしにFランク大学生になってしまう。でもお金がない、でも風俗やキャバクラは面倒だからパパ活でという感じでやっている人もいるんじゃないでしょうか?

こういうセミプロみたいなのが蔓延すると、最も打撃を受けるのは風俗回春キャバクラなどの世界です。またそういう奴等が増えれば、普通に出会いたい目的でサイトに入会した男性会員も辞めていきます。お金を出しているのは誰なのかを冷静に考えれば、パパ活で稼ぎたいと思っている女性会員には悪いですが運営側は一刻も速くパパ活の女性会員たちを排除すべきだと思います。

もしかしたらパパ活も援デリのように組織化されてきている可能性も考えられます。個人的には一刻も早い対策が望まれますが、男性側も安易にパパ活に協力しないように!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る