メンズエステの歩き方③(風俗嬢編)

※ この記事はシリーズものになっていて、風俗編の他にキャバアパレルレディースエステ看護・医療福祉があります。気になるテーマがあれば先にそっちからどうぞ。

長年メンズエステに通ってきた経験から、セラピストがこれまでどんな仕事をしてきたかを聞くことでその日の展開が見えてくる。つまりは楽しい時間になるのかどうかがある程度まではわかるようになってきました。これって特技と言えるのかな?

今の世の中、メンエスで安価で気軽にいい思いができることはめったにありません。本来なら事前情報が欲しいところですが、結局のところは行ってみないとわからない。そして1度行くということは、それなりの金額と時間を浪費することになる。

お店に電話して聞くことができる人はそれでいいけど、教えてくれなかったりそもそも電話で聞く勇気がないケースもあるので。まずはホームページのセラピスト紹介を眺める際の参考材料にしてもいいかも。失敗リスクが少しだけ減らせるかもね。

メンズエステを生業としている女の子は、大別するといくつかの職業との関連で分類ができます。今回テーマとするのは『風俗嬢』というケース。現在並行していてもいなくてもOKで、短期間であっても経験があるならカウントしてもいいかなと。

風俗と言っても色んな種類があるわけですが、圧倒的に多いのがデリヘル出身者。さすがにソープまで進んだ方がメンエスに降りてくることはなく、逆にピンサロとかだと容姿容貌の点で不採用になる可能性が高い。そんなデリヘル嬢はどうなのか?

デリヘル等の出身者は、手コキ程度であれば楽勝であり抵抗もそんなにありません。よって展開的には「当たり」が多い。ただしタダでやってくれるか、というとそのあたりはキッチリとビジネスで対応される。よって金銭的には「やや微妙」かと。

彼女らはそれまでの経歴上、裏オプで仕事することに抵抗がない。しかもそれが挿入とかならまだしも、手コキ程度で済むとなれば余裕です。また衛生面リスクはあるが、フェラすることもかまわないという女の子もいる。ちなみ裏オプとは何か?

彼女らは手コキやフェラ、さらには人によっては挿入などのいわゆる「風俗的行為」を商品として販売します。内容によりますが、3,000円とか5,000円とか10,000円に設定。もちろんお店の公式なオプションではなく、店を通さずに直で受け取る。

それによって基本料金の一部や、公式オプション以外のお金を得られる。メンエスのルールを理解した上で、逆手に取ってビジネスにする強かさがある。客側は一定の目的を達成できるので一見よさそうだけど、彼女らの術中にハマッているだけ。

よっていいかと言われると微妙。でも今の時代、メンズエステはそういうお店になっているのが現実。お店単位で過激行為を推奨することはなくても、セラピスト個人単位ではそういうことになっている。この流れは2018年頃に都内で始まった。

風俗が下火になってきて、風俗嬢がメンエスに流れてきて過激行為をして稼ぐ。基本料金だけ考えたら風俗の方が稼げるのですが、メンズエステの方が圧倒的に楽。しかも風俗では当たり前の行為が、メンエスでは裏とはいえオプション扱いに。

それで風俗と同等の稼ぎになるなら、そりゃそっちに流れるでしょうよ。この手の裏オプ嬢が、過激店にたくさん在籍するのは想像できるでしょう。ただ最近、いわゆる健全店にも多く紛れ込んでいる。健全店で手コキが増えているのはそれだ。

かつてはいかに元々の料金内でサービスしてもらえるか。それこそメンズエステの醍醐味だったと思います。ただ今はそれでは通用しないし、最大限楽しめることもない。裏オプ嬢の存在が、お店の評判を低下させるとしても必要悪ではある。

結局そういうセラピストって、長く細々と続けたいとう気はない。短期間で一気に稼いでいなくなるつもりなのですぐ消えがち。そしてまた別のお店で「新人」としてデビューし同じことを繰り返す。業界的にはやっかいな存在ではあるのかも。

ただ人手不足が明らかな今の状況において、いちいち素性を見極める時間もない。それにもしかわいい子だったら、雇っておきたいのはお店側の本音だし。

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