メンズエステに長く通っていれば、何人かセラピストとLINE等々の連絡先交換をすることもあります。現実的には客とセラピストの間で連絡先を交換するのは禁止、と謳っているお店が大半です。とはいえかつての「当店は風俗店ではありません」あるいは最近だと「風俗的サービスは一切行いません」という文言と同じくらい、ほとんど意味のない規定だというのは周知の通りなのですが。
今はやりとりするならLINEやX(旧Twitter)のDMがメインかと。LINEはほぼ全員やっているので手軽ですがプライベートと直結しているためセラピストが交換を躊躇することも多い。一方X(旧Twitter)はそれより匿名性が高いものの、LINEほど全員がやっているわけではない。まあ最近はセラピストが個人アカウントを作ってというのも増えましたが、あれはお店の指示でやってるだけね。
あくまでPR目的であって、フォローしたとしてもセラピストとのつながりは薄いまま。まあどの形にしろ女の子側からもちかけられることはなくて、常に客側からの提案というか粘った結果として得られる連絡先。で、実際にその後続くのかと言われると… 冷静に考えて続くわけなどなく、そもそも始まらない(返信なし)が半分以上というのが現実かと。だって舞い上がるのは客側だけで。
女の子はそこに何の感情もありません。お店を移った際に常連に来てもらうための連絡がしやすいかなぁ、くらいです。メンズエステのセラピストというのは面倒くさがりの権化のような存在で、例えば自身の友人のLINEすら読まないとか返信しないとかいう有様。キャバクラのように疑似恋愛で繋いでトーク力と頭の回転で勝負でもないし風俗のように文字通り身体を張って勝負でもない。
キャバクラ経験者がメンズエステに進出する理由は、日常生活中に客とやりとりをするのが嫌だから。キャバクラ嬢だという現実に引き戻されたくない、お店にいない時間まで仕事のことを考えたくない。キャバクラの世界でトップクラスの成績を上げてきたような剛腕はメンズエステにはまず来ない。向き不向きはあるにしても、キャバクラで勝つ努力ができなかったからこそメンズエステ。
風俗じゃなくてメンズエステに進出する理由は、脱いだり舐めたりする度胸がないから。もちろん性病リスクというのは間違ってないし、そもそも今は料金的にも集客的にも風俗の方が稼げる、あるいは仕事の過酷さほどに高収入ゲットとは必ずしも言えない状況なのはあるけれど。最近じゃ男性の身体に触れること自体に抵抗がある、なんて堂々と宣うセラピストも。じゃあこの仕事やるな。
メンズエステで働くセラピストの大半は、そういうもんなんだと思って接した方が身のためです。それは女子大生だろうと主婦だろうと同じ。そう考えるとセラピストとの連絡先交換もそうだけど、メンズエステに通うこと自体が無意味な行為だとは思いませんか?
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